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　5月31日（水）、第２学年(男子42名、女子49名)の校外学習が行われた。行先は奈良県高市郡明日香村。古代のロマンあふれる歴史の地を、班ごとに友好を深めながらサイクリングでめぐり楽しもうという趣旨のもとで実施された。高松塚壁画館、石舞台古墳、飛鳥寺の三か所は必ず立ち寄る場所とし、ほかは班ごとに自由にコースを計画した。生徒達は小雨が降る中を、レンタサイクルを借りてレインコート姿で目的地に向けて出発していった。

　起伏があり古くからの入り組んだ道も多い見知らぬ土地を、地図を頼りに協力し合って巡っていった。そして、迷いながらたどり着いた亀石を発見して喜んだり、甘樫丘から飛鳥を一望したり、それぞれの班でサイクリングを楽しんでいた。中でも飛鳥のシンボルともいえる石舞台古墳では、ほとんどの生徒が間近で見る巨石の大きさに圧倒され、石室の内部の意外な広さに驚嘆していた。

　昼食は当初の予定を変更し、岡大教会の食堂をお借りすることとなった。到着した班から随時神殿で参拝し、明るく広い信者会館の食堂で和気あいあいと食事をとる姿が見られた。

　今年は例年より梅雨入りが早く、この日の天候も危ぶまれていたが、小雨のなか校外学習が決行でき、無事に有意義な一日を過ごすことができた。